ネットでギャンブルをする人は増えているが、違法であることは知られていない!?

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近年では、違法であるギャンブルをネットで行う人が急激に増えつつあります。ソーシャルメディアでの広告や、海外のサイトで違法な賭けをしても逮捕されない、と安心するプレイヤーが増えているためです。

政府当局は、こうした海外サイトの言明について否定はしていますが、こうした状況では確実な証拠が集めにくいという点は認めています。その結果、自分たちの行為が日本国内では違法であることを全く知らずにギャンブルしている人が多いのです。

こうした課題の多い現状のなか、ギャンブル依存症に悩む患者が増加するのではないか、という専門家の意見も聞かれます。

日本国内で海外を拠点とするギャンブルサイトを利用している人が果たしてどれだけいるのかを調べようと、朝日新聞社とイスラエルに本社を置くデジタル分析支援会社「シミラーウェブ」の日本法人(東京)が調査を行いました。

オンラインカジノサイトで最も人気があったのは「ベラジョンカジノ」で、2018年12月に約64万8千だった日本からの月間アクセス数が、なんと2020年1月には約7751万にまで増加しています。

同年8月には約1988万まで落ちたものの、11月には約4938万と、再び増加傾向に転じています。

同社のサイトによりますと、カリブ海にあるオランダ領キュラソーでライセンスを取得したということです。誰もが安心・安全に楽しめる公平かつ公正なゲームを提供しているということを強調し、日本人プレイヤーを魅了しています。

「賭博で捕まっちゃう?!なんて心配は無用です!」と、ベラジョンカジノサイトは日本語で謳っています。

ギャンブルサイトの大半は、ギャンブルが認められている国で公式ライセンスを取得していると言われています。ですが、サイトによっては、日本人プレイヤーを惹きつけようと日本語のメッセージを記載しているところもあります。

ちなみに、ギャンブルサイトは、オンラインカジノとスポーツベッティングの2種類に大きく分かれます。

朝日とシミラーウェブの分析によりますと、スポーツベッティングにおいて、日本からのアクセス数が最多なのがBet365で、2018年12月の86万から2020年7月には1,320万へと倍増しました。

Bet365のサイトによりますと、南欧のマルタ政府でライセンスを得たということです。

そもそも、オンラインゲームの人気は、暗号通貨の普及に伴うように高まってきました。ネットギャンブルの広告をソーシャルメディアでよく見かけるようになったのも背景として大きいと思います。

ギャンブルサイトへの登録は、名前や住所、銀行口座番号などを入力すれば済みますので、どの国のユーザーでも簡単に登録できます。

支払いにはクレジットカードや仮想通貨が使用できますが、賞金は国内の銀行口座を経由するなどして送金できます。

日本国内では、ほとんどすべての種類のギャンブルが違法とされています。政府当局によりますと、日本国内にいながら海外のサイトで賭けをするのは、違法行為にあたるとのことです。

過去に違法ギャンブラーを摘発したことがある、と当局は主張。

一方、警察庁の担当者は「可能な限り摘発していく」と述べています。

ただ、胴元であるサイトの拠点国や地域が合法であれば、捜査当局はサーバー管理者など関係者の協力が得られず、証拠を集めにくいという点で苦労しているようです。

こうした中、ベラジョンカジノは、朝日新聞の取材に対し、「弊社はライセンスにのっとり運営されているため、キャッシュで賭けを行っても問題はありません」と回答しています。今後どのような展開を見せていくのか、国内のギャンブル事情には目が離せません。